とけい

2006年3月25日 鬱状態
とけい
こきざみに動く秒針が、時をきざんでいく
この世におわりはないのだろうが
時計の針は 涙が落ちるたびに
はっとして 一瞬 
止まろうとするかのように、見える・・
それは、ただの気休めだろうか
私達の作ったこの時、この景色・・
共に生きて行くのなら、
どうか、この身を哀れんでよ
朝の光、星のまたたき・・
行き過ぎる風、冷たい雨も・・
望みのない歌を、歌うこの身を





 
不気味な生き物
くるくるとめまぐるしく、気温や空模様が変わりすぎる毎日
雨は、人の世の流す涙のよう・・
北風は、人の世のすべてのつらさを象徴するかのよう
ふりしきり、行き過ぎては 幾度も舞い戻ってくる
春の陽射しは、つかの間の幸せ
青い空は、宇宙へと続いていく「窓」だけれど
いったい、宇宙に夢はあるのだろうか・・
あなたの好きだといった美しい星の名前を
私は忘れたくはないけれど・・・
なんの願いも、望みも
実際、私には関係のないものなんだ・・・
あなたをいくら愛しても、
あなたの心に映るものは
得体の知れない、不気味な生き物の姿・・

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索