「人と人との関係」とは
私には
あまりにも、もろく、はかないもの・・
「人への愛着」という言葉を
私は
理解できない・・
もしかしたら
「人」ではないの?私・・
いっそ
「人」でなければ
よかったのに・・・・
永遠の寂しさの海に
漂う小舟
行くあてもなく
小さな声は
だれにも届くことなんて
ないのに
それでも、何か
唄っている・・
「ハールノ オガワハ
サラサラ イクヨ・・・
ほら
かすかに聞こえる・・
あの
桜色の小舟は
まだ、沈んではいない
ほら
まだ
・・・・・
私には
あまりにも、もろく、はかないもの・・
「人への愛着」という言葉を
私は
理解できない・・
もしかしたら
「人」ではないの?私・・
いっそ
「人」でなければ
よかったのに・・・・
永遠の寂しさの海に
漂う小舟
行くあてもなく
小さな声は
だれにも届くことなんて
ないのに
それでも、何か
唄っている・・
「ハールノ オガワハ
サラサラ イクヨ・・・
ほら
かすかに聞こえる・・
あの
桜色の小舟は
まだ、沈んではいない
ほら
まだ
・・・・・
風が、あなたの上着をひるがえして過ぎて行く
寒そうに、かたをすくめて かけていく人
名を呼んで、手を振る
私の声が、風にかき消されないようにって 思い切り・・
あなたは気がついて
ふりむいたよ
愛おしい、その笑顔・・
宇宙の創世に関する疑問など
今はもう、いらない・・
好き という 言葉の意味さえ
どうでもいいことのよう
想いなど、春風のなかで
もみくちゃにされる
花吹雪さながら・・
情念の嵐は
なんのためらいもなく
はなびらを散らせたいと願うのみ・・
寒そうに、かたをすくめて かけていく人
名を呼んで、手を振る
私の声が、風にかき消されないようにって 思い切り・・
あなたは気がついて
ふりむいたよ
愛おしい、その笑顔・・
宇宙の創世に関する疑問など
今はもう、いらない・・
好き という 言葉の意味さえ
どうでもいいことのよう
想いなど、春風のなかで
もみくちゃにされる
花吹雪さながら・・
情念の嵐は
なんのためらいもなく
はなびらを散らせたいと願うのみ・・
ああ、今は
ここには もうだれもいない
春・・
さまよい歩いた日々を思い返せば
後悔はつきない・・
あの子供達は
今頃どうしていることだろう?
山桜の花びらの舞落ちる その下で
おにぎりをほおばり、笑い合った日々・・
今はもう、静かに散る花を美しいと思うように
ただ静寂の中で見つめていよう
この身のおろかさを
この存在の罪を・・
哀しみだけが
私の心をなぐさめるのだと知っている
花の咲く季節に、風はふいて散って行く
優しい思い出達と共に・・
この花の咲く夜に
とめどない恨みも、愛欲も
はらはらと散って
消えていけばいい・・
そして 空の果てのように
限りない 無意識に
この身をゆだねよう
残された時を生きるための
それが、ただ一つの道と
ここには もうだれもいない
春・・
さまよい歩いた日々を思い返せば
後悔はつきない・・
あの子供達は
今頃どうしていることだろう?
山桜の花びらの舞落ちる その下で
おにぎりをほおばり、笑い合った日々・・
今はもう、静かに散る花を美しいと思うように
ただ静寂の中で見つめていよう
この身のおろかさを
この存在の罪を・・
哀しみだけが
私の心をなぐさめるのだと知っている
花の咲く季節に、風はふいて散って行く
優しい思い出達と共に・・
この花の咲く夜に
とめどない恨みも、愛欲も
はらはらと散って
消えていけばいい・・
そして 空の果てのように
限りない 無意識に
この身をゆだねよう
残された時を生きるための
それが、ただ一つの道と
こきざみに動く秒針が、時をきざんでいく
この世におわりはないのだろうが
時計の針は 涙が落ちるたびに
はっとして 一瞬
止まろうとするかのように、見える・・
それは、ただの気休めだろうか
私達の作ったこの時、この景色・・
共に生きて行くのなら、
どうか、この身を哀れんでよ
朝の光、星のまたたき・・
行き過ぎる風、冷たい雨も・・
望みのない歌を、歌うこの身を
この世におわりはないのだろうが
時計の針は 涙が落ちるたびに
はっとして 一瞬
止まろうとするかのように、見える・・
それは、ただの気休めだろうか
私達の作ったこの時、この景色・・
共に生きて行くのなら、
どうか、この身を哀れんでよ
朝の光、星のまたたき・・
行き過ぎる風、冷たい雨も・・
望みのない歌を、歌うこの身を
たとえようもない、はるかなところ
それは、空の果てではなく
この心・・
沈み続けて、時間と空間が逆転するほどの
暗闇へと・・
人の愛さえも、のみこんで
報いることなど、けしてしないだろう・・
それでも、存在の価値があるというのだろうか?
それは、空の果てではなく
この心・・
沈み続けて、時間と空間が逆転するほどの
暗闇へと・・
人の愛さえも、のみこんで
報いることなど、けしてしないだろう・・
それでも、存在の価値があるというのだろうか?